未来への責任

活動(視察報告)

『人づくり・福祉対策特別委員会 県外調査』

特別委員会の調査で岩手県に行ってきました。遠野みらい創りカレッジでは、遠野市と民間が協働で行なっている活動で、地域課題の解決と地域創生へつながる新たな価値づくり、仕組みづくりを目指しています。地域住民と自治体、企業、団体、大学などがうまく連携していると感じました。

また、自立を目指し農業を柱にした福祉作業サービスを展開している一般社団法人 ドリームファームでも話を伺いました。理事長は20年近く農業をやってきていて震災を機に自分に何かできることはないか、と考えたのがきっかけでいうことでしたが、非常に熱意を持って取り組まれている姿に感銘を受けました。

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『総務企画委員会 県外調査』

委員会調査で栃木県、群馬県へ行ってきました。栃木県では、社会復帰促進センターで罪を犯し社会復帰を目指している受刑者が手に職をつけるため訓練、作業をしている状況を視察しました。このセンターは、公民連携で運営されています。若い受刑者が多く、しっかり更生し日本の将来を担う人間として生まれ変わってほしいと強く感じました。そのほか、豪雨災害現場の調査もしてまいりました。

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『熊本市・益城町』

熊本県熊本市議会及び益城町で『熊本地震』の復旧復興の取組みを視察しました。益城町では、震度7を2回観測し、甚大な被害を受けました。まだ、仮設住宅で過ごす方も多く町役場職員は役場庁舎が被災し使用不可能となり、現在、仮設庁舎で仕事をするなど、復興に向けて全力で取り組んでいます。新庁舎は33年度に完成の予定ということで、それまでは仮設庁舎で行政機能を果たしていくそうです。建物の耐震化と早期の避難施設の完備の必要性を改めて感じました。

また、熊本市では地下1mのところに地下水が通っているところもあり、液状化の被害が多く出たということで液状化対策を進めていました。ボーリング調査等の地質調査の結果を踏まえ、地下水を遮断する「地下水位低下工法」を取り入れ実施していく方向で検討がされています。液状化対策についても今後の参考としていきたいと思います。

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『朝倉市議会』

福岡県朝倉市議会で『九州北部豪雨』の復旧復興の取組みを視察しました。一年経っても災害の爪跡は各地に残り、被害の大きさを感じさせられました。当時、朝倉市では線状降水帯が形成・維持され、わずか9時間で774ミリという短時間に記録的豪雨が観測されました。それにより洪水・土砂・流木の三重苦災害となってしまったということでした。

現在では河川氾濫・土砂災害の危険性予測を支援する「気象災害予測支援システム」を導入し、住民へ早く危険を伝えるための工夫をされています。また、流木の被害を防ぐため強靭ワイヤーネットを設置するなどの工夫もされていました。「気象災害予測支援システム」など危険性を正確に早く把握し、住民に避難を呼びかける対応を考えていきたいと思います。

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『ハローアニマルくまもと市』

熊本県にありますハローアニマルくまもと市の『災害ペット対策』の取組みを視察しました。この施設では、保護した犬猫を飼い主に返還したり、新しい飼い主へ譲渡するなどして、平成26年度と28年度の二度にわたり犬の殺処分ゼロを達成されています。また、平成28年度の熊本地震時には、入院などが必要な避難者が安心して治療にのぞめるよう、一緒に連れている犬猫の一時無償預かりを実施するなど、災害ペット対策にも積極的に取り組まれています。地震などの災害時にも飼い主に戻ることができるよう、『迷子札』をつけよう100%運動を展開しています。

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『国立病院機構熊本医療センター』 

熊本県にあります国立病院機構熊本医療センターの『災害拠点病院』の取組みを視察しました。災害拠点病院として今回の熊本地震を体験され、まとめられたことを伺いました。その一部ですが①避難訓練は実際に起こりうる想定で行うこと。②元気にみえる病院にはDMATは来てくれない。③災害医療で重要なのは人数と体力④災害医療で重要なのは医療連携などでした。

日頃の病院連携による顔の見える関係、信頼関係がなければ今回の震災は乗り越えることができなかった、と言われた院長のことばが深く心に残りました。日頃からの関係づくりがいざというときには大きな力となることがよくわかりました。

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社会福祉法人『白鳩会』

鹿児島県にあります社会福祉法人白鳩会が行なっている『農福連携』の取組みを視察しました。『白鳩会』では障害者福祉施設でありながら農業や就労の場とする農業組合法人を設立し、生産、食品加工、流通販売に取り組む全国的に極めて先進的な農福連携に取り組んでいます。

養豚やお茶、精肉やハムなど、様々なことに取り組んでいます。『共汗共育』共に汗をかき、共に育つ、という理念通りの運営がされており、今後の農福連携の見本となる素晴らしい取組みでした。

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社会医療法人『米盛病院』

鹿児島県にあります社会医療法人米盛病院が行なっている『医療ツーリズム』を視察しました。『医療ツーリズム』とは、『医療観光』と訳され、海外から検診や人間ドックなど、短い期間で行うようなイメージを持っていましたが、米盛病院では、少し違い『メディカルトラベル』といって手術を含む治療を目的としたものです。多くの外国人患者を受け入れて治療にあたっています。

また、24時間の救急病院でもある米盛病院では、ドクターヘリ、ドクターカー、ドクターバイクを完備しています。南北600キロ、離島など島が多い鹿児島県では、救急患者にとって頼もしい病院だと思います。「一秒をあらそう命も、まもりたい。一生につながる笑顔も、まもりたい。」と記載されていたパンフレットのことばが米盛病院のすべてを表しているようで素晴らしい病院でした。

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新潟県・東京都 視察

新潟市における生活道路の交通安全対策の取り組みおよび警視庁ポリスミュージアム「警察博物館」を視察してきました。新潟市の日和山小学校では、通学路になっている一方通行の生活道路を抜け道として多くの車両が通ることから、学校、地元自治会、市、警察が連携し、登下校生などの歩行者の安全性向上の取り組みを行っています。様々な対策の中で通学時間帯のみ、公道では日本初となるライジングボラード(自動昇降式の車止め)の運用を始めています。地元自治会を巻き込んで進めてきたことで、スムーズな運用ができてき、子どもたちの安全を確保できているということでした。

ポリスミュージアムでは、日本の警察の始まりから現代までの歴史的な資料を展示し、現在の警視庁の活動について紹介する、見て、学び、体験できる博物館として、子ども連れの家族に楽しみながら学べる施設として600人程度/日が訪れています。6階建てで、各フロア、ゲームやアニメーションなどを駆使し、興味が持てるよう工夫されています。幼少期の安心・安全教育の役割も担っている素晴らしい施設です。本県の取り組みに参考にしていきます。

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『文教部会 県外視察』  

秋田県内でも特徴のある2校を視察しました。1校目は、湯沢北高等学校と湯沢商工高等学校を発展的に統合し、普通科、総合ビジネス科及び工業技術科の3学科からなる総合制高校として開校した湯沢湘北高等学校です。県内初の工業系専攻科を持ち、「即戦力」となる人材育成に力を注いでいました。課題は、専攻科としての位置づけが高等学校と変わらず、定員割れをしているということです。本県の専攻科同様、専攻科を卒業した生徒たちの就職先がカギを握るようです。また、「創造力や実践力のあるたくましい生徒の育成」を基本理念とし、地域貢献をも視野に入れた課題研究やインターンシップ、ボランティア活動などの体験的な活動を重視した学習指導が特徴です。福祉機器コンテストで優秀賞を受賞するなど様々な分野で活躍しています。

2校目は、秋田県初の県立中高一貫教育校として、また、全国初の工業系の学科を持つ中高一貫教育校としてスタートした青陵学園中学校・高等学校です。探究による「問いを発し、課題解決を目指す」教育、特色ある国際教育・情報教育、創造性を養う「モノづくり」教育を学校の特色として、非常に恵まれた環境の中で生徒が伸び伸びと学習をしていました。ある学科では、先生が6年通じて指導をしたり、高校生が中学生の面倒を見たり、中高一貫校ならではの良さを感じました。校訓「『切磋琢磨』のもと、志の高い仲間たちが集い、それぞれの夢の実現に向けて日々勉学、部活動に励んでいるということでした。

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